Googleの傾向

近年、webスパムを排除する為、Googleは様々な判断基準を設けています。
その中でも代表的な物がパンダとペンギンです。

■パンダアップデート
低品質なコンテンツが検索結果上位に表示されにくくするためのアルゴリズム

・独自性や専門性が低い
・広告の占める割合が多く独自コンテンツの割合が低い
・内容が乏しく、薄っぺらい
・サイト内の他のページと共通する部分が大半
・外部サイトからのリンクを得られていない
・ソーシャルメディアで共有されていない
・他サイトと内容が重複している

■ペンギンアップデート
スパム行為や、ウェブマスター向けガイドラインに著しく違反しているWebページに対しての制裁
ガイドライン
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja

・他のサイトのコンテンツをかき集めて、加工しただけの質が低いサイト
・検索者にとって意味のないリンク集サイト
・SEOだけを目的とした意味のないリンクネットワーク

検索エンジンのアルゴリズムアップデートにいちいち左右されない為にも、検索者に質の高い有意義な情報を提供することを念頭にWebページを構築することが重要。

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スパムサイトとは

SEOスパムとは、検索エンジンスパム、あるいは単にスパムといわれ、手っ取り早い順位アップの方法である。
他方で、検索エンジンの側でも、検索結果の精度を上げるため、ユーザーの期待感を裏切らないため、スパムページを排除する動きが強化されてきている。

コンテンツに隠しテキストや隠しリンクが含まれていると、ユーザーに対するものと異なる情報が検索エンジンに提示されるため、信頼できないサイトと見なされる可能性があります。
過剰なキーワードなどのテキストは、次のような方法で隠される場合があります。

・白の背景で白のテキストを使用する
・テキストを画像の背後に隠す
・CSS を使用してテキストを隠す
・フォントサイズを0 に設定する

隠しリンクとはGooglebotでクロールされることを意図した、ユーザーには読み取れない次のようなリンクです

・リンクが隠しテキストで構成されている(テキストの色と背景色が同じであるなど)
・CSS を使用して、高さが1 ピクセル程度の非常に小さいハイパーリンクが作成されている
・リンクが小さな文字(段落中のハイフンなど)に組み込まれている

偽装目的の隠しテキストや隠しリンクが含まれていると判断されたサイトは、Google のインデックスから削除され、検索結果ページに表示されなくなります。
サイトに隠しテキストや隠しリンクが含まれていないかを判断する際は、ユーザーから見えにくい部分がないか、ユーザーではなく検索エンジンのみを対象としたテキストやリンクがないかを確認します。

検索エンジンスパムに該当すると判断されたサイトは、ロボット型全文検索サービスの検索結果表示用インデックスから随時削除されます。

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検索エンジンロボット(クローラー)について

人間は、目でサイトを見て文章や表示されている画像から何を伝えたいホームページなのかを判断する事が出来ますが、検索エンジンのクローラーは、プログラムなのでサイトの見た目、画像のイメージを理解する事は出来ません。判断基準はテキストの内容です。

テキスト要素の評価

クローラーはテキスト文字しか読めない。

クローラーが読み取れるテキストはHTMLのソース上でもサイト上でも確認できる文字です。
画像の中にデザイン的に書かれている文字は読めません。
Flashで構成されているサイトはFlash自体が画像なので、その中でいくら文章を表現してもクローラー的には全く意味が無いという事になります。

キーワードの位置

重要なキーワードは、<title>タグの文頭に設置することがセオリーですが、基本的にGoogleはどの位置に設置していても読み込みはしてくれます。
<title>タグはそのページの表題にあたるので、キーワードを含めたわかり易い文章にします。

テキストの量

ウェブページの中に書かれているテキストの量はやはり多い方が良いですが、闇雲にテキストを増やせば良いという事でも無い。サイトを閲覧するユーザーにわかり易く情報を提供するコンテントをテキストで表現したほうが良いと言うことです。

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SEO施工

SEO施工には大きく分けて内部施工と外部施工の2つが有ります。

内部施工

・Htmlの構文の最適化
・キーワードの最適化
・サイト内コンテンツの拡充
・サイト内部リンクの最適化
・ドメインパワー、運用年数

外部施工

・外部のサイトからのリンクの獲得
・評価が高く、関連性の有るサイトからのリンク獲得
・リンクの購入


旅色掲載施設対象のSEOでは、内部施工を主に実施しています。

html、phpファイル内のタグに対策キーワードを記述
<title><meta name=“description”><hx><img alt=“”>
検索結果に表示される部分や、検索エンジンがサイトの内容を判断する為に重要視しているタグにキーワードを記述していき、全体のバランスを整える

内部施工を実施する為には、サーバーへのアクセス情報が必要。

ホスト:サーバーへアクセスする為のアドレス、ID、Passwordを「FTP接続ツール」に入力して顧客のHPサーバーとPCを接続する事で、htmlファイル、画像、css等のアップロード、ダウンロードが可能になる。
CMS(ブログツール、ショッピングカート)で構築されたHPは直接htmlファイルを編集出来ない事が多い。更新作業をする為の管理画面が有るので、そのURLとID,Passが必要。

Dreamweaver等サイト作成ソフトでサイトを作るとHTML文法をきちんと整理しなくてもサイトを作ることが出来ますが、クローラーはきちんと読み込みをしてくれません。
そこで文法チェックサイト“Another HTML-lint gateway”にて文法が正しいか確認していきます。

htmlチェック

減点方式でサイトの評価点が表示されます。またHTMLをどう修正すれば評価点が上がるのか、解説してくれます。
解説を基に評価点を修正します。
但し、評価点を上げる=SEOでは無いです。
あくまで、正しい文法でhtmlを作成する事がwebの基本であるという認識です。

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